scrap music

アジアデジタルアワード大賞2010 入賞

制作意図

PCやキーボードといった既存の入出力装置を使わずに、新し いインタラクションのあるものを制作するといった課題で制作 したものです。本来シュレッダーは不要になった書類の情報を保護するためにもう二度と見れないようにバラバラに解 体しゴミにしてしまうというものです。しかし、そのまま当たり前のように書類をゴミにしていく作 業には何か寂しさを感じます。異なる情報を持った書類にも個性があるのではないかと思いました。 そこで、これからゴミになるであろう不要になった書類の情報が、最後に音楽(のような悲鳴のような) を奏でてくれるシュレッダーを制作しました。書類の情報が異なることで、出力される音楽も違うものが出 来てきてくる。手回しシュレッダーにすることで、オルゴールが自分でまわして音を奏でるように、 scrap musicでも自分で書類をゴミにして行く過程で音楽を奏でることができないかと考えました。

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仕組み
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音のなる仕組みとしては、シュレッダーに書類の黒と白を判別するセンサーを取り付けることで、オルゴー ルが突起の部分で弦をはじき音を鳴らすように、白い部分から黒い部分に入る時に音が鳴るようになって います。センサーを 7 個取り付けることでドレミファソラシの 7 音を出せるようにしています。シュレッダー の中に funnnel という I /O モジュールを使用することでセンサーの値を PC と無線でやり取りしながら、 センサーの値がある値を超えると音を鳴らすといったように PC 側のソフトウェア Fl ash(acti onscri pt) で 制御しています。